こんにちは、ささのりです。
松屋銀座で開催している「花より男子展」に行ってきました。
長いことぶつかり合ってくっついたり離れたりを繰り返してなかなかカップルにならない主人公つくしと道明寺のバチバチ不器用ラブストーリー。
マッチングアプリで合理的に恋愛をするようなタイムパフォーマンス(タイパ)意識の高いZ世代からは理解されない恋愛漫画第一位なんじゃないかと考えました。
【花より男子展】花男ってZ世代から一番理解されない恋愛漫画なんじゃないかと考える
花より男子の魅力ポイント3つ
✔F4という社会現象
私世代では言わずもがな。超イケてる美男子4人組「F4」。
存在感と魅力的なキャラクターに世界中で人気に。たしか日本より先にどこかアジアの国が実写化したような。
日本のF4もかっこよかったですね~私の周りはルイ派(小栗旬さん)が多かったです。
実写でも人気が出るとは驚き。恐るべしF4。
✔中々くっつかない2人
連載期間12年!キャラ設定とストーリーから考えて主人公つくしと道明寺がカップルになって終わるってわかってる。わかってる…それなのに全っっっ然くっつかないの!
12年間飽きずに次の展開が気になるストーリーも魅力。
✔王道トライアングル
花男もトライアングル(三角関係)なんです。しかも引っ張る!
主人公の女の子のそばに2人の男の子。わがままで幼稚な道明寺、ミステリアスで魅力的なルイ。
タッチ、ピーチガール、ママレードボーイなども王道トライアングル要素がありますね。
主人公が良い人に惹かれつつも、最後は手のかかる方に行くパターン。年代ですね。
最近の恋愛漫画
最近の恋愛系漫画で男性向けも女性向けも共通しているのは、パっとしない主人公の前にいきなりイケてる異性が登場して、相手がリードするって話。共通点は主人公がはっきりしないもの静かなキャラ。
あと、ハーレム。
昔から女性向け漫画はハーレム系も多かったです。イケメンたちに囲まれる主人公の女の子。そんな漫画の世界に憧れたり、好きなキャラができたり。男性漫画もハーレム増えましたね。
最近は男性漫画の女性化?笑 そんな印象を勝手に持ってます。
Z世代のタイパ意識と合理性
恋愛は合理的と聞きました。マッチングアプリやSNSで合いそうなら会って、ダメならすぐ次に行く。タイパ意識が強く同時に複数人と連絡をとることもできる。
今の合理的に恋愛する世代にはバチバチにぶつかり合って付き合うまでが長い恋愛ストーリーはきっと古いよね…昔の漫画もドラマも。
おわりに
花男の漫画はドキドキハラハラしながら読んでました。ドラマも映画も見ました。
今回花男の原画展に行って、ベタやトーンの切り貼り、細かいレース生地を書いた水彩など生原稿を見れて興奮。
付録の原画や、コミックのページ横にある作者のコラムみたいなのの原画までありました(珍しい)。
キャラに対して、「このキャラはこんなイメージで書きました」ってコメントの展示も嬉しいポイント。
最近の作品はデジタルになったようで、それも少し展示してました。見ごたえがあって、おもしろかったです!
漫画も面白いから、世代関係なく楽しめます!
最後までお読みいただきありがとうございました。